2010年1月20日水曜日

ゼリーが揺れてもおかしい年頃


オロスコ自画像、MOMA、ニューヨーク

去年はオロスコの作品を見る機会が何度かありました。今まで縁がなかったのに急にいろいろな場所で立て続けに見かけると妙に意識してしまいます。というわけで、メキシコの画家オロスコの「メキシコの村(Pueblo Mexicano)」を見るためにもう一度ワタリウム美術館の「ルイス・バラガン邸をたずねる」展に行ってきました。バラガン(1902-1988)が自邸に飾っていた絵です。

日墨友好400周年を記念して、バラガン邸がメキシコシティから東京に引っ越してきました。情感的な静寂という空間を断片的に体験することができます。オロスコの絵と同様に飾られていたのが、ジョセフ・アルバースの「正方形へのオマージュ」。言ってしまえばただの色違いの正方形。中学生でも描けそうなくらいシンプルなのに、ずっと飽きずに見ていられるような不思議な魔力があります。こんな空間に住んでいたら外にでたくなくなるのではないでしょうか。今度は本物を見にいこうと思いました。

そして、今週の世界まる見え!テレビ特捜部を見て、天才だ!と感動したのがイギリスの料理人、ヘストン・ブルメンタール(Heston Blumenthal)。ビクトリア朝時代の晩餐では、ゼリーは揺らして楽しむものだったとご存知でしたか?色とりどりのゼリーがテーブルの上でぷるぷる揺れている様子は笑えます。

2 件のコメント:

  1. もう、文才豊かだからどんどん行っちゃうのねー。
    ついて行けない!
    やっと、”あだ名”で、、、と思ってたのに。
    私、Tifana行ったよ。そんな怖いところと知らなかった。
    サンダル買って、アメリカへ帰った。

    で、あのネタもすごーく私好み。
    ”異常快楽殺人(角川ホラー、平山夢明)とか
    熟読しちゃうのよね。ああ、楽しかった。

    ウインターコース、ムチ打って参加します。

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  2. 霊厳寺さん

    ティフアナ行ったことあるの?おー!
    でも、アメリカは21歳が成人年齢だけど、メキシコは18歳からでお酒が飲めるから若いアメリカ人がバカ騒ぎしによく国境を超えるらしいです。

    その本すごーくおもしろそう。読んでみる!
    私も殺人事件データベースみたいなホームページよく読んでます。「アンデスの怪物」とかすごいの。

    メキシコは新型インフルエンザの予防接種が地下鉄でできるらしい。やっぱりなんか笑っちゃう。

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