2010年1月16日土曜日

カルペンティエル地下文学賞

神宮前でおいしい蕎麦を食べて身体が温まってからロータスでカスタードと林檎のシブーストとコーヒーを楽しんでいると、カルペンティエル地下文学賞という名前が目に飛び込んできた。名前を聞いたことがあるけれど、一度も読んだことはないキューバの作家だ。

チラシを手に取ると、それは菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールが2月の初めにライブをやるという告知。<色男による(ペペ)/砂糖漬けの、拷問(トルメント・アスカラール)>という名を持つ、世界でも類を見ない奇妙な編成のオーケストラ(ピアノ、ウッドベース、二群のパーカッション、弦楽四重奏、バンドネオン、ハープ、そして菊地によるサックス/ヴォーカル/コンダクツの11人編成)。


菊地成孔とペペ・トルメント・アギラール_ルペ・ベレスの葬儀

ルペ・ベレス、Lupe Vélez(1908-1944)はアメリカで活躍したメキシコ人女優。不倫の末に妊娠してしまい、睡眠薬を飲んで自殺した。花を敷き詰めたベッドに横たわっている死体が発見されたとか、睡眠薬の過剰摂取による嘔吐で意識が朦朧としたままトイレに頭をつっこんで溺死していたなど、その死には諸説あるという。


書店で探していた本をみつけると、菊地成孔の本が横に並んでいることがよくある。今まで敬遠してきたけど、上の映像をみて読んでみようかなと思った。でもそれより、カルペンティエルを読もうかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿