クーデターが発生したベネズエラで銃声が間近で聞こえるような混乱の中どうやってコロンビアに逃げたのか、という友人の話を聞いてもうひとりの1年ぶりにメキシコから帰ってきた友人が「それと比べるとメキシコのブタインフルエンザなんてたいしたことなかったね」と言った。
コーヒー1杯だけで4時間話した金曜の夜。ほかにもいろいろ話したけれど、テニスのラリーみたいなスピードとゆさぶりのある会話がおもしろかった。
土曜日にラテンビートフィルムフェスティバルで観たのは「サンティアゴの光(LA BUENA VIDA)」。チリの首都サンティアゴを舞台にした群像劇。
「誰もがどうしようもなく不器用で、足りない物が沢山ある上、毎日何かを失っていく。それでも淡々とした日常の中で大事なことに気づく瞬間があるから、きっと生きている」、東京が舞台でも違和感がない話かもしれないけれど、とても印象的だったのが光の色。
世界中どこの都市でもそこにしかない夜の色がある。上映後に監督がQ&Aで「前作のマチュカではカラフルな色にしたけれど、今回の作品ではできるだけ自然な色にした」と言っていた。私は行ったことがないけれど、サンティアゴで暮らしたことのある人はこの映画の光を見てなつかしくて胸が痛くなるんじゃないかな。
今日は10月に結婚する友人の式で受付をやるのでその打ち合わせ。他人事だとおもしろいけど、結婚式の準備というのは大変そうだ。
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