2009年6月7日日曜日

花を吐いてみたい



松田奈緒子 花吐き乙女1巻(ワイドKCキス)

はなはきびょう【花吐き病】嘔吐中枢花被性疾患の通称。片思いをこじらせて苦しくなると花を吐く病気。室町時代に爆発的に流行した後、潜伏・流行を繰り返しつつ現代まで続く奇病。吐かれた花に接触することによって感染する。有効な治療法は未だ発見されておらず、両思いになることによってのみ完治する。(裏表紙より)

片思いをこじらせて苦しくなると花を吐く。

そんな設定が素敵です。恋愛向けの人間ではないと思うのだけれど、なんだか私も花を吐いてみたくなりました。

ボリス・ヴィアン、「うたかたの日々」の肺の中で睡蓮が成長してしまうという病気もそうだけれど、哀しかったり苦しかったりするのに花という存在はそういったものを耽美にしてしまうのですね。

ところで、最近また運命ポイント50位の出来事があって、まぁ花を吐くような類の話ではないのだけれど。残念ながら。それでもかなりの目眩と興奮。そのことを話したら、運命をちょっとずつ小出しにして無駄遣いしているのではないかと言われました。今がピークなんでしょうか。。

0 件のコメント:

コメントを投稿