夏のバーゲンと違って、1月のバーゲン会場で見られるのが女子小中学生。お年玉握りしめて。
雑誌に「今年はコレがくる!!」と特集されたアイテムを全身に身につけて3、4人で徒党をくむ姿に、昔はなんとも思わなかったのだけれど、最近はおもわず微笑んでしまいます。
大人になると、メインになるパーツを決めたらあとは全体でバランスよくコーディネート(調整)するもの。
だとすると。彼女たちは雑誌でイチオシのカチューシャに流行りのミニスカート、そんでもって仕上げに旬のブーツ。にくわえて、カラフルな配色。と、目はチカチカするけれどまだオサレ算の足し算しか知らないところ。そこが可愛らしくみえてしまうのです。
さて、中学生の頃から細々と続けてきた、メンズノンノのワールドスナップを楽しむ活動に最近ちいさな地殻変動が。
オサレ先進都市のオサレさんのリアルなファッソンコーディネートはさすが。
足し算引き算なんてもちろんとっくに卒業、人によっては掛け算割り算どころか微分積分クラスも。
ロンドンはエッヂィな古着文化、パリはシックなモノクロ着こなし、
ニューヨークはユニーク、そして、東京は、、ホームレス的??
というのも、オダジョーのようなロングヘアにボーダーシャツと細身パンツの御仁を遠くから見て、まるでメンズノンノにでている人のようだわ、と思ったけれど、近づいてみたらホームレスだったという友人の話を聞いたから。
われら凡人には理解が難しい最先端コーディネートが多数並ぶため、見ているほうのボルテージが自然と上がって、盛り上がります。語彙を鍛錬するのにうってつけ。
ここ数年、『メンノンワールドスナップ愛好会』の話題だったのが、ハビエルというロンドンのバイヤーの愛用する、ハビエルパンツ。
太ももの上部は普通の太さで、ヒザのちょっと上辺りから急に脚に隙間なく密着するくらい細くなる一般にはテーパードパンツと呼ばれるもの。(しかも、噂ではお母さんに普通のパンツを縫い直して作ってもらってるという)そのパンツの異様な形態に、かつその努力に、心奪われてしまった私たちはそれからも彼が出てくるたびにその個性を見守ってきたのだけれど。
今月(2月)号を見ていたら、「ハビエルとテーパードパンツ愛好会」として、登場。
わ。なんだか、ハビエルが普通にオサレにみえる!と、衝撃。
ついに時代が彼に追いついてしまったみたい。
次はコレがくる?
ザ・タイトシルエッツ。
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