2009年3月23日月曜日

3時間ミャンマー



知人が前座で参加するライブを観に行った。

メインのバンドを知らなかったので最初は「どこの国の人だろう?」と思ったのだけれど、ミャンマー語の古くからの言葉(パリ語)でsupernatural mind“特別な心”という意味のIZZATTAというメンバー全員ミャンマー出身のバンド。結成1周年の誕生パーティと大塚のミャンマー仏教徒寺院設立のための寄付という目的のライブ。

8人編成、おそらくバンドリーダーであろうリードギター。気持ち良さそうなドラム。淡々と演奏するセカンド・ギター。笑顔で周囲に気配るベース。入れ替わり立ち替わりゲスト含め数人のボーカルが歌う。黒いTシャツの見た目からもうちょっと激しいのを想像していたのだけれど、予想外になめらかなポップやバラードの演奏。観客もところどころで合唱。演奏の合間合間にステージとフロアーで飛び交う笑いとミャンマー語。言葉はわからないのだけれど、みんな楽しそうでそんな気分が伝染した第1部。第2部は想像していたようなロック。やはり次々にボーカルが替わるのだけれど、その中でもパーカッション兼ボーカルの人の歌声をもっと聞いていたかった。素敵だったから。

BBCのThe Restaurantという番組でフランスの有名シェフ、レイモンド・ブランが「ニコラ、君の料理は最高だよ。。家庭料理のレベルではね。でも、お金を払うとなると話は別だ」と言っていたけれど、いますぐ青春小説または映画になるのではないかというほどメンバーの個性がしっかりしていて初めてかつ話している内容がまったくわからないにも関わらず、勝手に親しみを感じてしまった私はもし機会があれば是非もう一度彼らのライブに行きたいです。お金払って。

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