2010年3月29日月曜日

テンペスト

今年のアカデミー賞作品賞でオスカーを獲得した「ハート・ロッカー」。イラクに派遣され、生死の瀬戸際で任務を遂行する米軍爆発物処理部隊の兵士たちを描いた作品ということすらよく知らずに、「最初はジャガイモにしか見えない主人公がある瞬間からとてもかっこよく見える」という話を聞いて思わず観てしまったのは土曜日。逆に、いつジャガイモじゃなくなるのかが気になって話の筋にあまり集中できなかったけれど、女性監督ならではの隠れ女子的視点としてはガイ・ピアースやレイフ・ファインズといった顔もよく名も通った俳優たちの登場から数分で起こる無惨さもポイントではないかと思いました。

昨日はひさしぶりに会った人とごはんを食べていて、シンクロナイズドスイミングの可否を話しているうちに話が飛躍していつのまにか険悪な雰囲気の議論に。「あなたは100%正しいけれど、間違っている」と言われて気まずいまま別れ、終電近くの電車に乗って帰ってきた。混乱した気持ちは、話をきいてもらって少し落ち着いたけれど、今日も気分は低空飛行。でもまったく重要ではない意味のない話が議論になったことがバカバカしいと思う気持ちもかなりある。

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